埼玉県庁 水素ステーション(イメージ)

ホンダは20日、燃料電池車に外部出力が可能な電源機能を装備すると発表した。停電時に家庭用に電力を供給できる。

埼玉県と共同で取り組んでいる次世代パーソナルモビリティ実証実験に使用する燃料電池車『FCXクラリティ』に、新たに一般家庭の2世帯分の使用電力に相当する10kW以上の外部出力が可能な電源機能を装備する。

これにより、水素と酸素を化学反応させて発生する電気を動力源とするFCXクラリティがCO2を一切排出しない移動可能な発電設備として活用できる。

また、埼玉県庁敷地内に「ソーラー水素ステーション」を2011年度内に設置する。

ホンダと埼玉県は、2009年3月に「環境分野における協力に関する協定」を締結、2010年12月から電動化技術や情報通信技術などを活用し、将来の低炭素モビリティー社会の実現に向けた実証実験を行っている。

今回、実証実験の一環として埼玉県庁敷地内にソーラー水素ステーションを設置するとともに、大容量の発電機能を持つ燃料電池車を用いてステーションの技術的課題や実際の都市環境下での運用など、検証を行っていく。

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