ホンダ倉石誠司取締役(上海モーターショー11)≪撮影 小松哲也≫

ホンダの倉石誠司取締役兼中国本部長は、ホンダの中国での四輪車販売について、市場の伸びを上回る平均10%程度の成長を目指す考えを明らかにした。倉石取締役は19日に開幕した上海モーターショー会場で一部報道陣と懇談し語った。

倉石取締役は「基本的に我々としては継続的な発展を目指していきたい。市場の伸びに追随して、伸び以上には伸ばしていきたい」としたうえで、「今後も中国政府が約8%位の経済成長を望んでいるということでいうと、やはり我々としてはそれ以上、平均10%位で伸ばしていきたいということを目標にして事業として今やっている」と述べた。

さらに倉石取締役は「ただ、このところの2〜3年は特に我々の持っていない1.6L以下のところが伸びてきて、ホンダ遅れている指摘されているが、実際には5年間でいうと市場は2.5倍伸びているが、うちは2.3倍ということで多少遅れているが、ほぼ我々の計画通り」と、他社に比べ遅れをとっているとの指摘に反論した。

また今年の販売計画について倉石取締役は「今年73万台という目標を掲げているが、それを変えるつもりはない」と述べた。東日本大震災に伴う日本からの部品供給が減り生産への影響が今後生じるものの、「多少のロスを後半挽回して73万台をやり切りたい」と強調した。前年のホンダの販売実績は65万台だった。

報道陣と懇談する伊東社長と倉石取締役≪撮影 小松哲也≫