レクサス CT200h

ACEA(欧州自動車工業会)は18日、3月の欧州全域(EU+EFTA全28か国)の新車販売結果を公表した。総販売台数は160万2131台。前年同月比は4.7%減と、2か月ぶりに前年実績を割り込んだ。

5大主要国では、ドイツが前年同月比11.4%増の32万7921台と4か月連続で増加。フランスも6.1%増の25万7533台と、3か月連続で前年実績を上回った。

しかし、イタリアは前年同月比27.6%減の18万7687台と、12か月連続のマイナス。英国も36万6101台を売り上げたものの、前年同月比は7.9%減と9か月連続の前年実績割れだ。スペインも29.1%減の8万8396台と、9か月連続で前年実績を下回った。

主要9社の販売実績は、首位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年同月比4%増の34万6817台と、3か月連続で前年実績をクリア。VWブランドは3.3%増の17万8113台、シュコダブランドは3.3%増の5万3840台と3か月連続で増加。セアトブランドも、2%増の3万6620台とプラスに転じた。アウディブランドは、7.4%増の7万7987台と8か月連続の前年実績超えだ。

2位のPSAプジョーシトロエンは、前年同月比6.9%減の20万4347台と11か月連続で減少。その内訳は、プジョーが9.3%減の10万9611台、シトロエンが3.9%減の9万4736台と、ともに不振だ。

ルノーグループを抜いて3位に浮上したのは、GMグループ(オペル、シボレー、サーブを含む)。ただし、その販売台数は14万4823台で、前年同月比は0.8%減と、4か月ぶりのマイナスだ。

4位はフォードモーター。その販売台数は14万2789台にとどまり、前年同月比は16.3%減と、12か月連続で減少した。

5位へダウンしたルノーグループ(ダチアを含む)は、14万1711台を販売し、前年同月比は14.2%減と、2か月ぶりのマイナス。これまで好調だった低価格のダチアブランドが、15.7%減の2万6153台と後退。ルノーブランドも13.8%減の11万5558台と、2か月ぶりのマイナスとなった。

6位のフィアットグループ(ランチアやアルファロメオを含む)は、10万6836台を販売。前年同月比は20%減と、13か月連続のマイナスだ。ブランド別では、アルファロメオが65.3%増の1万6266台と大幅増。しかし、フィアットが27.3%減の7万9692台、ランチアが23.9%減の1万0008台と大きく販売を落とした。

7位のBMWグループ(MINIを含む)は、9万0267台を販売し、前年同月比は7.1%増と、7か月連続のプラス。BMWブランドは3.5%増の7万0036台、MINIブランドは21.7%増の2万0231台と、両ブランドともに好調だ。

トヨタグループ(レクサスを含む)は、8位。その販売台数は7万2232台で、前年同月比は1.1%増と、14か月ぶりのプラスとなった。トヨタブランドは1%減の6万8197台。一方レクサスブランドは、『CT200h』投入の効果で56.9%増の4035台と、2か月連続増となった。

9位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は7万0328台で、前年同月比は1.8%減と3か月連続で前年実績を上回った。ブランド別では、メルセデスベンツが0.6%減の6万1617台へ後退。スマートも9.4%減の8711台と、3か月ぶりのマイナスだ。

トヨタ以外の日本メーカーでは、日産が前年同月比34.2%増の5万9291台と、3か月連続のプラス。しかし、スズキは9.5%減の2万2172台、ホンダは14.4%減の2万5700台、マツダは29.9%減の2万0974台と苦戦している。一方、三菱は31.8%増の1万3727台と、8か月連続で前年実績を上回った。

韓国メーカーでは、ヒュンダイが4万4403台を販売したものの、前年同月比は5.3%減と4か月ぶりに減少。キアも5.4%減の2万9938台と、3か月連続のマイナスを喫した。

今年1〜3月の欧州新車販売は、前年同期比2%減の369万0389台。しかし、ドイツは13.9%増の76万3403台、フランスは8.9%増の64万7454台と好調を維持している。

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