VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人

フォルクスワーゲン(VW)が18日に発表した『ニュービートル』後継車、『ザ・ビートル』。VWのアイコン的存在である初代「ビートル」のデザインをオマージュしたというそのデザインのコンセプトは、「新たなオリジナルを創出する」ことだったという。

デザインは、アルファロメオ『156』などを手掛け、現在のVWデザインを作り上げたワルター・デ・シルバ氏と、クラウス・ビショフ氏を中心としたチームがおこなった。初代ビートルのシルエットを取入れ、先代ニュービートルの面影を残しつつも、パーツは全て新設計とし、ダイナミックかつスポーティな新たなビートル像を作り上げた。

ボディサイズは全長4278mm×全幅1808mm×全高1486mm、ホイールベースは2537mm。全幅を+84mm、全長を+152mmとそれぞれ大幅に拡大した。さらに全高は12mm低くなったことに加え、ルーフラインからリアエンドまでをひとつなぎのラインとしたことで、スポーティさを増している。

水平基調のフロントアンダーグリル、ボンネットのライン、テールランプ形状などに最新のVWデザインを取入れ、レトロ回帰のみを目指したデザインではないことを主張する。同社は「男性的なイメージになった」と説明する。また、上級グレードのヘッドライトには、15個のLEDを採用し新たな表情を生み出した。

いっぽう、従来モデルとの共通性を残した外観に対し、内装は大きく変わった。最も特徴的なのは、ダッシュボードに埋め込まれたカラーパネルだ。欧州仕様では、ベースモデルの「ビートル」はペッパーグレー、「デザイン」はボディ同色、「スポーツ」はカーボン調のパネルを採用し、遊び心ある若々しいイメージとなっている。

また、運転席からフロントウィンドウまでの距離が離れていた旧型に対し、ザ・ビートルはコックピットを連想させるスポーティなレイアウトとし、取り回しの良さや使い勝手を追求した。ほか、グローブボックスの復活や、一部グレードに採用される3連補助メーターなどがポイントだ。

室内高は、全高が低くなった影響で38mm下がったが、ボディ拡大やCピラーの後退により窮屈な印象は与えない。荷室も先代の209リットルから310リットルへと大幅に拡大し、実用性を高めている。

VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人 VW ザ・ビートル(上海モーターショー11)撮影=宮崎壮人