東芝は、夏季の電力不足に対応するため、6月中旬から9月末まで夏季長期休暇を連続または1週づつ数週間程度設定し、長期休暇は事業所ごとに順番に取得する計画を発表した。

夏季にひっ迫が予想される電力事情に対応するため、事業所ごとの輪番制にする。具体的には、事業所を複数グループに分け、1グループを休業とする体制を構築することで、東芝グループ全体として政府方針に沿った消費電力の削減を目指す。

夏季連休は夏季以外の土曜休日を振り替える。これに加えて、夏季に勤務する週には平日と土曜日の振替も実施し、夏季平日の電力消費を抑制する。また、休日設定だけでは電力抑制量が不足する場合、始業時間の前倒しについても検討する。

また、生産面では、夏季休暇の輪番制による労務施策と連動して、製造の一部を夜間・休日にシフトすることで、拠点内の生産設備の使用電力の平準化を図る。

さらに、製造やサーバーの一部を電力が不足する東京電力・東北電力エリア外へ一時的にシフトすること、開発設計者の一部については一時的な在宅勤務や西日本の拠点での業務従事とすることなども検討する。

このほか、安全な職場環境を維持した上で、照明の削減や空調の温度設定・稼働時間の見直し、自家発電設備の拡充など、可能な施策を積極的に進めることで、ピーク電力時の使用電力の低減を図る。