日産リーフNISMO RC

日産自動車の米国法人、北米日産は17日、20日に開幕するニューヨークモーターショーに、『リーフNISMO RC』を出品すると発表した。

同車は、『リーフ』をベースにしたレースバージョン。車名の「RC」とは、レーシング・コンペティションの略だ。「ゼロエミッションをサーキットでも」をコンセプトに、NISMOと共同開発された。

リーフNISMO RCは、完全なレース専用車。軽量なカーボンファイバー製モノコックを使用し、3分割のボディは前後部分が脱着式だ。市販のリーフとは異なり、後部ドアのない2ドアボディとなっており、大型リアウィングをはじめ、各種エアロパーツが装着される。

ボディサイズは市販のリーフに対して、全長が20mm長く、全幅は170mmワイド、全高は350mm低くなっており、ホイールベースは99mm短縮。車両重量は938kgと、市販版に対して約40%も軽い。

モーターは市販版と共通で、最大出力107ps、最大トルク28.6kgmを発生。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、急速チャージャーを使えば、80%の容量を30分以内で充電できる。

市販のリーフとの違いは駆動方式で、前輪駆動から後輪駆動へ変更。さらに、重量バランスの観点から、バッテリーやモーター、インバーターは車体中央に配置されるミッドシップとなる。またサスペンションは、4輪ダブルウイッシュボーンに変更。ブリヂストン製の225/40R18レーシングタイヤを装着した。

動力性能は、0-100km/h加速6.85秒の実力。これは、オーディオやナビゲーションなどの快適装備をはじめ、リアシート、トランク、カーペットなどを省いた効果もある。ただし、最高速は150km/hに抑えられた。

日産は今年、このリーフNISMO RCをデモ走行させ、近い将来のゼロエミッションレースにつなげる計画。日産アメリカズのカルロス・タバレス会長は、「モータースポーツにもゼロエミッションの時代が来る。日産は世界で初めて、そのスターティンググリッドに着こうとしている」とコメントしている。