東京電力 藤本孝副社長(15日・東電本店)《撮影者 中島みなみ》

東京電力は15日、藤本孝副社長が会見。これまで公表してきた電力供給力について上方修正。供給力の大幅な不足を改善することとした。

15日に発表した7月末と8月末の需給見通しは以下の通り。
需要 7月末:5500万kW 8月末:5500万kW
供給力 7月末:5200万kW 8月末:5070万kW
不足 7月末:300万kW 8月末:430万kW

供給力を約500万kW積み増しすることで、需要に対する不足分を300万〜430万kWに縮めることができるようになった。目標としていた5000万kWを超えることになる。需要に対して圧倒的に供給力が不足している状態は、ある程度改善できる見通しだ。

これまで東電が公表してきた供給力は4650万kWで、7月末で850万kWの電力が不足していた。しかし、夏の電力需要増に完全に対応しているとは言い切れず、依然として大規模停電を引き起こさないための節電対策が必要となる。

藤本氏は「揚水発電を除く固定供給力を上げることができれば、揚水発電を需要のピークにもっていくことができる。さらなる上積みを目指したい」と、語った。