日本損害保険協会は12日、東日本大震災の被災地のうち宮城県内の4地区を、地震保険を満額支払う「全損地域」として新たに認定した。

宮城県内で新たに全損地域となったのは七ケ浜町、多賀城市、仙台市宮城野区、岩沼市の各一部。全損地域の契約者から保険金の請求があれば、現地調査せずに満額を支払う。これにより12日現在の全損地域は岩手4、宮城8、福島3の15地区となる。

地震保険は通常、保険会社が被災した建物の損壊状況を1件ごとに調査し、その状況に応じて支払う保険金額を決めている。損保協会は今回の大震災の被災者にできるだけ早く保険金を支払うため、航空・衛星写真などを活用して被害が大きかった地域については全損地域に指定することで個別調査を省く仕組みを取り入れている。