企業倒産件数推移

帝国データバンクが発表した2010年度の全国企業倒産集計によると、倒産件数は前年度比10.6%減の1万2866件で2年連続でマイナスとなった。

金融支援効果や景気回復の効果で、年度前半の倒産件数の減少が目立った。全業種、全地域で前年を下回った。

倒産件数の減少と大型倒産が少なかったことから、負債総額は同35.1%減の4兆5573億7600万円と大幅に減少した。過去10年では最少となった。負債総額100億円以上の大型倒産は35件で、こちらも過去10年で最少。

倒産の主因別では不況型倒産が9629件だった。構成比は83.8%で前年より2.0ポイント上がり、過去10年で最高となった。

地域別では全地域が減少したが、北陸、四国は、機械製造や金属製品製造などで減少が目立った。関東は、不動産業の倒産が大幅に減少した。

上場企業の倒産は武富士や日本振興銀行関連のラ・パルレなど9件。

一方、円高による関連倒産は64件が判明し、同64.1%増となった。

負債総額推移