震災の影響で電力不足が問題になっている東日本で、電動バイクの売れ行きが好調だ。昨年4月から電動バイクの販売を手がけるテラモーターズ(渋谷区・徳重徹社長)は、通常の3倍の販売台数を記録した。

「3月は1か月で約250台のご購入をいただきました。特に関東圏でのお求めが多く、今後も電動バイクへの高い関心が続くと思われます」(事業開発グループ)

その理由はガソリン価格の高騰と、ガソリン不足だった。また節電が叫ばれる中でも、電力の需給にはほとんど影響しないという。

「携帯電話の充電を考えていただければわかるのですが、使用が多い日中に充電をする人は少なくて、充電するのは、寝る前という場合がほとんど。電動バイクも同じ。電力総需要が減る深夜に充電をすれば、電力の需給バランスには、ほとんど影響しません」(前同)

また、同社では、電力の供給力が課題となればなるほど、スマートグリッドのように自然エネルギーを利用し、発電し、ためて使うという分散型の循環が進むと考えている。

「そうなれば、電動バイクは節電しながら使える優れた小型モビリティであるという評価が定まってくると思います」(前同)