プリウス

ガソリン価格高騰の影響で、米国でも人気が再燃してきたトヨタ『プリウス』。しかし、3月11日に発生した東日本大震災の影響で、米国カリフォルニア州のトヨタ販売店では、プリウスを売りたくて売れない状況に陥っている。

これは3月31日、『ロサンゼルス・タイムズ』が報じたもの。同紙によると、米国の中でもとくにハイブリッド車の人気が高い米国カリフォルニア州では、一部販売店でプリウスの在庫がなくなる所が出始めたという。

米国で販売されるプリウスは、全量を日本から輸入。しかし、3月11日に発生した東日本大震災により、プリウスの製造ラインは一時停止。3月28日にプリウスの生産は再開されたが、米国ではガソリン価格高騰によってプリウス人気は高まっており、需要に供給が追いついていない状態だ。

このため、米国の販売店では、プリウスを値上げする動きも出てきた。米自動車サイト、『TrueCar.com』によると、プリウスの平均新車価格は2万6100ドル(約220万円)で、この1週間で700ドル(約6万円)値上がりしたという。

カリフォルニア州のトヨタ販売店の経営者は、同紙の取材に対して、「現在のところ、プリウス以外の車種の在庫に問題はない。4月末にかけて、プリウスの在庫不足も解消されるだろう」と語り、あと少しの辛抱との見方を示している。