(13日22時・千代田区) 撮影=中島みなみ

順調に積み上がっていた東京電力の供給力に、陰りが見えた。動き始めたばかりの千葉県市原市の五井火力の6号機が1日、停止した。6号機の出力は約50万kW。現在の供給力は3750万kWに下がっている。3日に復旧の予定。

茨城県神栖市の鹿島火力4号機ではエアヒーターの不具合が見つかっている。このため定格60万kWの4号機は、五井火力の復旧と入れ違いで30万kW(50%出力)で運転する。

さらに3日と4日は予定していた他の電力会社からの融通電力が減る予定。つまり、1日から4日の4日間は、供給力が想定より50万kW低く、3650万〜3850万kWになる。

ただ、一方で来週は新たに立ち上がる発電所も多い。

鹿島火力は、4月6日に3号機で60万kW、同8日に2号機で60万kWが立ち上がる予定だ。先の4号機の不具合はこの立ち上げには影響することはない。また、4月5日に千葉県富津の富津火力の50万kWが立ち上がるため、来週中には供給力が170万kW増強されることになる。

引き続き鹿島火力4号機は50%出力で運転を続けるため、供給力は全体で140万kW増えることになる。供給力が恒常的に増強されれば、冷房需要が新たに生じるまでは、計画停電は、ほとんど実施しないですみそうだ。