未曾有の大震災の発生で巨額の保険金およびその早期の支払いへの対応が求められている損害保険業界。大手損保が開いた1日の入社式ではトップから大震災対応への決意表明が相次いだ。

あいおいニッセイ同和損害保険の鈴木久仁社長は「いわば“戦い”と言っていいでしょう。皆さんは今日からこの戦列に加わるということです」とした上で、「損害保険会社は『社会の安定と経済の発展を支える』『国民に安心と安全を提供する』という重要な社会的使命を担っています。今こそ、その使命を果たす時」と強調した。

東京海上日動火災保険の隅修三社長は「大震災の中でも、いかに迅速にかつ的確にお客様への対応ができるか、まさに保険会社としての真価が問われている」と訴えた。

損害保険ジャパンの櫻田謙悟社長は「この未曽有の災害への対応は創業以来最大の試練になる」としながらも、「123年間受け継がれてきた『挑むDNA』をもって、全社員が対応を進めている」と述べた。

三井住友海上火災保険の柄澤康喜社長は「被災地の復興には、まだまだ長い道のりが必要。本日から三井住友海上の一員となった皆さんも、一日も早い復興のために一緒に努力して頂きたい」と新入社員に訴えた。

日本興亜損害保険の兵頭誠社長は「災害対策本部を本社に設置し、コールセンターの増員、被災地への社員派遣などにより、一日も早い復興に向けた支援活動を続け、損害保険会社としての社会的使命を果たしていく」と述べた。