JX日鉱日石エネルギーは4月1日、2011年夏ごろまでに、鹿島製油所での石油製品の生産を再開を目指すと発表した。仙台製油所の生産再開は、相当の時間がかかる見込み。

同社は東日本大震災後、東北地方と関東地方を中心とした石油製品の不足を解消するため、被災していない製油所のフル生産や油槽所の再開、供給体制の強化を進めてきた。

鹿島製油所の再開に向けて復旧活動を進め、今夏までの生産再開を目指す。損壊が激しい仙台製油所は、再開まで時間がかかる見通しで、まず今夏を目標に入出荷機能の回復を目指す。

一方、同社は石油製品の不足が深刻な東北地方向けの供給体制を強化している。北海道や関東からの石油製品の転送により供給量を確保するとともに、タンクローリー不足対策として、西日本や北海道から東北地方へタンクローリーを約150台程度投入、陸上運送体制を強化している。このため、4月中には供給が正常化する見通し。