東芝は、イタリアの電力送変電事業(T&D)や電力・産業用太陽光発電プラント(PV)のエンジニアリング会社のアンサルドT&Dの株式67%を取得したと発表した。アンサルドT&Dを傘下に置いて需要拡大が見込まれる欧州、北アフリカでT&DとPV事業に本格参入する。

アンサルドT&Dは、イタリアの重工業グループであるアンサルドグループ(現フィンメカニカグループ)の一部門として1984年から事業を開始したエンジニアリング会社。2007年に独立し、欧州、北アフリカを中心にT&DプロジェクトやPVプラントで実績を重ねてきた。

欧州・アフリカのT&D市場は、世界市場の20%近くを占める巨大市場で、中国に続く2番目の規模を持つほか、今後も市場の拡大が見込まれている。

さらに欧州のPV市場は、世界市場の8割近くを占め、今後も世界最大の市場のポジションを維持する見込み。

東芝は今回のアンサルドT&Dの買収で、P&DとPV事業のグローバル展開を加速、業容の拡大を図る方針だ。