ブース正面からは見えない商談スペース横に i-MiEV が展示されている

三菱自動車は、バンコクモーターショー展示で『グローバルスモール』や『ランサーEX』をメインに据えた。ピックアップトラックなどもブースには所狭しと並んだ。ただ『i-MiEV』はブースの後ろにひっそりと展示されていた。

ハイブリッド車(HV)が、ようやく市民権を得始めたタイ市場。他社に先駆けてタイでHVの拡販に取り組むトヨタは、カムリハイブリッドを市場投入したのち、2010年12月にプリウスの販売も開始した。

HVの本格的な販売が始まったばかりのタイ市場。現状では電気自動車(EV)の認知度は低い。三菱は、EVのi-MiEVを大々的に展示するよりも、タイのユーザーにとって購入可能性が高く、馴染みのあるピックアップトラックやスポーツタイプの車両をメインに据えることを選んだようだ。グローバルスモールの存在も、i-MiEVの出展優先順位を下げる要因になったとみられる。

一方、日産は『リーフ』をメインに据え、専用説明員付きでEVの認知度向上を図った。EV黎明期のタイ市場における、各社の戦略がみてとれた。

ブース正面からは見えない商談スペース横に i-MiEV が展示されている 三菱ブース、表は来場者で賑わう