FDKは、山口県の山陽工場(山陽小野田市)内に、ハイブリッド車や電気自動車、太陽光発電関連機器向けの超高性能フェライトを開発・製造する工場を新設すると発表した。

同社グループは、中期経営計画「START10」で環境対応電子部品の開発強化を掲げ、今後、需要増大が予想される電子機器の発熱抑制や省エネルギーに貢献できるパワーコンポーネントの取り組みを進めている。

こうした中、電源のコア材であるフェライトは、2002年に中国拠点に生産を移管するとともに、研究・開発は国内が担当する分業体制を進めてきた。今後、需要拡大が見込まれるハイブリッド車や電気自動車、太陽光発電関連機器向けの超高性能なフェライトは、納入先との連携をより密接にして、開発から製造まで一貫した取り組みを行なうことが必要と判断、フェライト製造実績のある山陽工場で、工場を新設する。

新工場は今年8月に着工し、2012年4月から生産開始する予定。

新工場は、フェライトのマザー工場として位置づけ、新材料の開発から量産対応までを展開する。中国の生産拠点では、従来どおり一般フェライトやトランスなどの製品の製造を継続する。