(13日22時・千代田区) 撮影=中島みなみ

東京電力の藤本孝副社長は28日に会見した。「明日の計画停電は実施しない」と、話した。第1(A〜E)〜第5(A〜E)グループまで、すべてで計画停電を中止する。

29日の供給力は、前日と同じ3850万kW。それに対して18時から19時の電力消費ピークを3600万kWと想定した。気温が平年並みで高めに推移することなどを考慮して低めの消費を見込んだ。

供給力に対して250万kWの予備力があるため、計画停電による消費抑制は必要ないと判断した。

計画停電でグループ細分化した初日の28日は、午前中消費ピークで3410万kWを記録した。この時間に朝9時20分からの第2グループAからCの155万停電を実施。「そのために電力消費が抑えられた。ご協力に感謝します」と、藤本氏は語った。

また、26日と27日の週末の土日は計画停電が行われず、第2グループが25日と28日連続する形で停電してしまったことについて、藤本氏は、こう詫びた。

「今まで一番停電があったのは第1グループで、グループ毎のご不満は計画停電している限り、なくならないと思っているが、できるだけ均等にローテーションが回ることを心がけている。一時的に集中することはあるかもしれないが、全体的には不公平感がないようにしていきたい」

平日で計画停電を実施しないのは初めてのこと。気温の上昇で電力消費が低く抑えられ、夏の冷房消費が始まるまでは停電は減っていく。

「計画停電の実施は少なくしたいとは思っているが、なかなか見通しは立てられない。気温が上がり、火力発電が復旧すれば、実行する機会は減ってくるが、いつ終了できるかははっきり申し上げられない」(藤本氏)