(27日・千代田区内幸町) 撮影=石田信一郎

原子力発電所の運用に反対するデモ行進が27日、東京・銀座で行われた。震災後に東電本店(千代田区内幸町)前を通過する大規模デモ。

市民団体が中心となりインターネットなどで参加を呼びかけ、約1000人が参加した。デモ行進は中央区の水谷橋公園から、東電本店前を通り、千代田区の日比谷公園までの約3kmを歩くもの。東電前では、先週から散発的な小規模集会は開かれていたが、これだけの参加者が集まったのは初めてだ。

デモ行進に本店正面玄関は約50人の機動隊員に守られ、計画停電で人通りの途絶えた都心に、反対の声が響いた。参加者は横断幕やプラカードを持ち、「原発やめろ」「社長出てこい」などのシュプレヒコールが約30分以上続いた。

中には福島県大熊町から避難し、このデモに参加した女性もいた。

「放射性物質は風向きによって影響が違うし、同心円の避難指示を出すのは科学的ではない。きちんと避難指示を出して、福島原発は早く廃炉にしてほしい」と、語った。

(27日・千代田区内幸町) 撮影=石田信一郎