日本で数少ない大型帆船である、独立行政法人航海訓練所の練習船「海王丸」(2556総トン)が、東日本大震災の救援活動のため、福島県小名浜港に入港した。国土交通省海事局が26日、発表した。

海王丸は21〜26日の間、小名浜港において、震災復旧に当たる原子力発電所関係者に対し、船内で食事、入浴、宿泊等を提供した。受入累計人数は159名。

国交省によると、原発関係者は食事、入浴によりリフレッシュできている模様。インターネット、新聞等の利用、「海王丸絵はがき」による家族との連絡により、笑顔を取り戻し、朝には海王丸乗組員に見送られ、元気に作業へ向かっているという。

原発関係者について、乗船前にはスクリーニング、除染を実施している。また船内各所で放射線量を定期的に測定しており、異状はない。

なお、被災者に対しては21日から炊き出しなどの救援を実施。25日までの累計は327名、26日は50名に対して炊き出しを実施予定だという。