住友金属工業は、鹿島製鉄所の第1高炉を3月26日から送風を再開したと発表した。鹿島製鉄所の高炉は2基ともに送風再開したことになる。

鹿島製鉄所では、東日本大震災の影響で高炉への送風を停止していたが、20日に1基について送風を再開した。

鹿島製鉄所の厚板工場では、圧延後の厚板を切断、加工する次工程精整ラインも26日から稼働を再開した。このため、工場内の仕掛品を製品化して出荷できることになった。今後、コークス炉を稼働させて製鉄所内のガスバランスを回復し、熱延、厚板などの熱間圧延ミルの再稼働を目指す。

24日には鹿島製鉄所からの海送による製品輸出を震災後初めて再開した。ただ、全面的な生産再開には時間がかかる見通し。

一方、鹿島製鉄所内にある住友金属鹿島火力発電所は、25日に発電を再開した。26日午前0時57分に100%稼働送電を達成した。送電量は47万5000kWで、茨城県の全家庭電力需要を賄える規模。発電所の電力はすべて東京電力に供給する。