富士火災海上保険は25日、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下の損害保険会社チャーティスグループが同社に対して実施した株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。

応募があった富士火災の普通株3億0525万6945株を、1株146円で買い付けるという。チャーティスグループはすでに富士火災株の54.66%を保有しているが、今回のTOBにより保有比率は約98%まで高まる。チャーティスグループは富士火災の全発行済み株式の取得を目指しており、具体的な手続きが決まり次第発表するとしている。

チャーティスグループは富士火災を完全子会社化することで、業界再編が進む日本の損保市場での地位を高める狙いから、2月14日から3月24日までTOBを行っていた。