三菱樹脂は、中国市場攻略を強化するため、4月に中国の上海市に現地法人を新設すると発表した。

新設するのは「三菱樹脂貿易(上海)」で、資本金は1億5000万円。三菱樹脂が100%出資する。

同社は、2011年度から始まる新中期経営計画の基本方針の一つに「海外展開の加速と海外売上高比率の向上」を掲げており、新会社設立はこの一環。

新会社設立によって、市場拡大が続く中国市場で、ポリエステルフィルム、電子・産業フィルム、太陽電池部材、アルミナ繊維などグループ製品の拡販を図るとともに、コーポレート機能を設置することで中国国内にあるグループ各社との連携を強化、グループ運営を効率化する。

同社は2015年度に、中国の新会社で売上高約70億円の達成を目指す。同時に、他の施策ともあわせ三菱樹脂グループとして2015年度に、海外売上高比率45%以上に引き上げ、経営の安定化を図る。