SAEは2030年にハイブリッド車のシェアが75%になると予想。写真はトヨタプリウス

今から約20年先の2030年に、ハイブリッド車の市場シェアが75%に到達するという興味深いレポートが米国で公表された。

これは、米国の非営利団体、SAE(ソサエティ・オブ・オートモーティブ・エンジニアズ)インターナショナルがまとめたもの。SAEは、自動車や航空宇宙関連の標準規格の開発などを手がけている団体だ。

SAEが今回発売したのが、『ハイブリッドパワービークル』の第2版。2003年の初版に続く出版で、現在のハイブリッド技術に関して、その詳細を紹介している。

その中で、「2030年に、世界新車販売に占めるハイブリッド車のシェアは75%に到達する」と予想。その理由として、「2020年以降、新興国でもハイブリッド車の需要が爆発的に増えるため」とレポートしている。

ところで、今から20年後の2030年は、EV時代になっているとの見方も強い。もともとハイブリッドは、内燃機関搭載車とEVの橋渡し的役割を担うモデルとして誕生したという一面もある。SAEのレポートでは、ハイブリッド車が当面、生き残るどころか、モータリゼーションの主流であり続けることを示唆していて興味深い。

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