出光興産が、3月21日から操業を再開した塩釜油槽所(宮城県塩釜市)は、JX日鉱日石エネルギー、昭和シェル石油など他の石油元売りとの共同利用できる基地として運営する。

石油元売り会社が、他社の油槽所を利用するのは異例。

東日本大地震の影響で、道路が寸断されたことから、石油元売り各社は東北地方向けの石油製品は、日本海ルートでの供給を余儀なくされていた。このため、時間がかかり、被災地の燃料不足の一因にもなっていた。

塩釜油槽所を宮城県と周辺地域にある燃料油の供給拠点として活用すれば、宮城県周辺のガソリンスタンドへの燃料の供給時間が短縮される。燃料不足解消に役立つ。

出光興産は他の石油元売りにも塩釜油槽所を開放、共同利用にすることで、東北地方のガソリンスタンドへの配送体制強化に業界あげて取り組む方針だ。