日本ガイシは、2011年3月期の連結決算業績見通しを修正した。自動車関連製品を中心としたセラミックス事業は前回予想よりも増収増益、がいしやNAS電池などの電力関連事業は減収減益となる見通し。

自動車関連では、自動車排ガス浄化用触媒担体やSiC製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の販売が大幅に増加したほか、トラック販売の回復などで大型商用車向けのコージェライト製DPFや大型ハニカムの需要も増加し、売上高、営業利益ともに前回予想を大幅に上回る見通し。

ただ、全体の売上高は前回予想よりも170億円マイナスの2380億円に下方修正した。電力の落ち込みが影響するため。

収益では、NAS電池の大口返却処理に伴う損失について一部が引当済みだったことや、自動車関連の増収、コストダウン効果で営業利益は前回予想よりも20億円増の320億円、経常利益は20億円増の320億円となる見込み。

当期純利益は5億円増の240億円に上方修正した。

東日本大地震による影響も一部反映させたとしている。