撮影=東京電力

福島第一原発事故の復旧作業中に、100mSv(ミリ・シーベルト)を超える放射線量を浴びた作業員6人のうち1人の声を、東京電力の広報担当者が、20日未明の会見で伝えた。

「放射線管理が250mSvにしっかりなれば、またその範囲内で作業をする」と、広報担当者に伝えたという。

「法律上問題のない範囲で作業をする」と、淡々と語ったという。

また、残りの5人も退出する意志を示しているわけではない、という。

発言した作業員は、作業者をまとめる中間的な役職にあり、原子炉冷却作業前に、放水作業の可能性や消防車両の放水作業位置などの調査を担当する、30〜40歳代の男性だ。

原子力発電所では、作業員の受ける実効線量限度を5年間で100mSv以下に管理することを法令で定められている。今回の事故では、厚生労働省が一時的にその上限を250mSvに引き上げた。

19日夜の会見では、この6人が全員、東電社員であることを明らかにした。6人の体調に異常は見られず、別の作業を行っているという。