北関東自動車道が全線開通…高崎JCT〜水戸南

NEXCO東日本の北関東自動車道が19日全線開通する。建設を進めてきた太田桐生インターチェンジ(IC)〜佐野田沼ICの区間18.6kmが19日正午に開通、群馬県高崎市から茨城県ひたちなか市に至る延長約150kmが全線通行可能となる。

東日本大地震の発生により開通式典など記念行事は中止、開通時刻も当初の15時00分から正午に繰り上げる。繰り上げは東北自動車道の緊急交通路指定解除に合わせたもの。また新たに開通する区間も、すでに被災地への物資供給など緊急車両の通行に利用されている。

北関東自動車道は、関越自動車道の高崎JCTから、東北自動車道の岩舟JCTと栃木都賀JCTを経由し、常磐自動車道の友部JCTから水戸南までの区間をつなぐ道路。ひたちなか市までの東水戸道路約10kmを含むと総延長は約150kmとなる。

これにより、群馬、栃木、茨城3県が茨城港と直接結ばれ、沿線にある工業団地からの輸送時間が大幅に短縮、物流効率化や地域経済の発展が期待されている。例えば日産自動車の栃木工場では、2010年5月から米国向け乗用車を茨城県日立港から輸出を開始している。