東北地方の道路の復興状況

国土交通省東北地方整備局は18日、東日本大地震への対応として、東北地方の道路の復興状況を発表した。南北幹線の国道4号から海岸に到達するルートを確保する“くしの歯”作戦を同日に終了、今後は道路啓開(貫通)から本格的な応急復旧作業に移行するという。

三陸沿岸地区の道路啓開・復旧について当局は、地震発生直後の11日、津波で大きな被害が想定された太平洋沿岸部への進出のため、「くしの歯型」救援ルートを設定することを決断した。

第1ステップとして東北自動車道、国道4号の縦軸(南北)ラインを確保、第2ステップとして東北自動車道、国道4号から沿岸部への横軸(東西)ラインの確保に努めた。1本の縦軸と複数の横軸との組み合わせがくし(櫛)の歯に見える。

東西は15日までに想定される16ルート中15ルートを確保、16日から一般車両の通行が可能となった。残る東西ルートは原発避難範囲に通じる路線だ。

くしの歯確保以降の第3ステップは沿岸道路の復旧になる。仙台市〜青森市を太平洋岸沿いに通る国道45号は18日早朝までに、仙台市〜岩手・青森県境481kmのうち464km、97%で一般車両の通行が可能となった。岩手県大船渡市〜岩手・青森県境の233kmについては一気通貫で通行できる。45号の道路啓開はおおむね終了、18日から応急復旧の段階に移行する。

東京都〜仙台市を太平洋岸沿いに通る国道6号は、原発避難範囲を除く相馬市以北、いわき市以南で一般車両が通行可能だ。

東北地方の道路の復興状況