4Cコンセプト

アルファロメオの買収に熱心と伝えられるフォルクスワーゲングループのフェルディナント・ピエヒ監査役会長。同氏がウルトラC的提案として、アルファロメオにポルシェ製エンジンを載せる構想を描いていることが判明した。

これは英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が15日に報じたもの。同メディアによるとピエヒ会長は、フォルクスワーゲンがアルファロメオを傘下に収めた日には、アルファロメオのスポーツカーにポルシェの新型エンジンを載せる計画を持っているとのことだ。このエンジンは『ボクスター』の下に位置する入門ロードスター用に開発中の水平対向4気筒ユニットと見られる。

これに対して、アルファロメオを擁するフィアットグループのセルジオ・マルキオンネCEOは、「アルファロメオを手放す考えはない」と一貫して明言してきた。今回の件についても、フィアットグループの広報担当者は、「我々はアルファロメオに関するあらゆる交渉の扉を閉ざしている。にもかかわらず、フォルクスワーゲンが今度は窓から侵入しようとしている」と語り、アルファロメオを売却する考えは一切ないことを強調している。

しかし、ピエヒ会長は決してあきらめないようだ。今年のジュネーブモーターショーの会場では、「アルファロメオがフォルクスワーゲングループ入りすれば、5年以内に現在の4倍の年間40万台は売れるだろう」とメディアにコメント。果たして、ピエヒ会長のアルファロメオに対するラブコールが届く日は来るのだろうか。

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