出光興産は、復旧が完了し操業再開した塩釜油槽所は当面、政府、自治体などから要請のあった警察、消防、救急、自衛隊など復旧支援のための燃料供給に限定すると発表した。

油槽所は原油精製後のガソリンや軽油などの燃料を貯蔵する施設で、ここからタンクローリーに燃料を充てんして各サービスステーションに供給する。

同社は3月17日から塩釜油槽所の操業を再開し、当初は病院などの施設に優先的に供給する方針を示していたが、燃料不足で救援・救出活動にも支障が出ていることから、警察や消防、救急などの供給に限定することにした。

一般のサービスステーション向けには従来通り、秋田、新潟油槽所から配送する。

また、同社では、関東地区のサービスステーションは通常より需要が増加しているほか、被災地区への転送を優先しているため、供給が追い付いていない状況が当分続く見通し。このため「不要不急の給油を控えるようご協力を」呼び掛けている。