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ACEA(欧州自動車工業会)は16日、2月の欧州全域(EU+EFTA全28か国)の新車販売結果を公表した。総販売台数は101万4519台。前年同月比は1.4%増と、11か月ぶりに前年実績を上回った。

5大主要国では、ドイツが前年同月比15.2%増の22万4426台と3か月連続で増加。フランスも13.2%増の20万4400台と、2か月連続で前年実績を上回った。

しかし、イタリアは前年同月比20.5%減の16万0329台と、11か月連続のマイナス。英国も6万3424台にとどまり、前年同月比は7.7%減と8か月連続の前年実績割れだ。スペインも27.6%減の6万6120台となり、8か月連続で前年実績を下回った。

主要9社の販売実績は、1位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなどを含む)が、前年同月比9.1%増の22万6126台と、2か月連続で前年実績をクリア。VWブランドは8.7%増の12万0316台、シュコダブランドは13.6%増の3万7356台と2か月連続で増加。セアトブランドだけは、6.7%減の2万1319台と不振だ。アウディブランドは、15.4%増の4万7034台と7か月連続で前年実績を上回った。

2位のPSAプジョーシトロエンは、前年同月比5%減の14万1894台と10か月連続で減少。その内訳は、プジョーが3.5%減の7万6975台、シトロエンが6.7%減の6万4919台と、ともに不振だ。

3位のルノーグループ(ダチアを含む)は、11万3342台を販売し、前年同月比は3.1%増と、8か月ぶりに回復。低価格のダチアブランドは5.4%増の1万8726台と好調が持続し、ルノーブランドは2.7%増の9万4616台と久しぶりのプラスとなった。

フォードを抜いて4位に浮上したのは、GMグループ(オペル、シボレー、サーブを含む)。8万5366台を販売し、前年同月比は8.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

5位のフィアットグループ(ランチアやアルファロメオを含む)は、7万6808台を販売。前年同月比は16.7%減と、12か月連続のマイナスだ。ブランド別では、アルファロメオが41.7%増の1万1461台と大幅増。しかし、フィアットが22.5%減の5万6960台、ランチアが22.1%減の8062台と大きく販売を落とした。

1月の4位から6位に後退したのは、フォードモーター。その販売台数は7万3133台にとどまり、前年同月比は12.1%減と、11か月連続で減少した。

7位のBMWグループ(MINIを含む)は、4万9683台を販売し、前年同月比は13.4%増と、6か月連続のプラス。BMWブランドは12.9%増の4万1072台、MINIブランドは16%増の8611台と、両ブランドともに好調だ。

トヨタグループ(レクサスを含む)は、1月と同じ8位。しかし、その販売台数は4万3018台で、前年同月比は3.1%減と、13か月連続のマイナスだ。トヨタブランドは3.2%減の4万2069台。一方、レクサスブランドは3.7%増の949台とプラスへ転じた。

9位のダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は4万2724台で、前年同月比は3.2%増と2か月連続で前年実績を上回った。ブランド別では、メルセデスベンツが3.3%増の3万7108台と引き続き好調。スマートは2.1%増の5616台と、2か月連続で増加した。

トヨタ以外の日本メーカーでは、日産が前年同月比21.7%増の3万4178台と、2か月連続のプラス。しかし、スズキは2.9%減の1万4115台、ホンダは1.4%減の1万1846台、マツダは13.7%減の9980台と苦戦している。一方、三菱は25.6%増の9222台と、7か月連続で前年実績を上回った。

韓国メーカーでは、ヒュンダイが2万9429台を販売し、前年同月比は12.5%増と3か月連続のプラス。しかし、キアは4.8%減の1万7179台で、2か月連続のマイナスを喫した。

2月の欧州新車セールスは、前年同月比1.4%増と、11か月ぶりに前年実績をクリア。ドイツやフランス以外でも、ベルギー、オランダ、オーストリア、スイスなどでの販売好調が、回復に貢献している。

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