JX日鉱日石エネルギーは、同社の関東地方で最大の生産能力のある根岸製油所が来週中にも石油製品の生産を再開できる見込みを発表した。

同社は、東日本大地震の影響で、仙台製油所、鹿島製油所、根岸製油所の操業が停止した。仙台製油所と鹿島製油所は損傷が大きく、復旧の見込みはたっていない。

東日本地域ではガソリンなどの燃料不足が深刻化しているが、根岸製油所は、16日から稼働中の他製油所からの石油製品の受入を開始しており、今後、燃料不足は解消に向かう見通し。

また、稼働中の製油所でも石油製品を増産し、他の製油所・油槽所(中継基地)へ石油製品の転送することで、東北・関東地区への供給を増強する。

室蘭製油所では、東北地区の日本海側の油槽所への転送を開始している。国、自治体が優先する先や救命、救急に関わる先を最優先に供給する。

さらに、韓国からの石油製品輸入、他の石油会社からの製品購入なども実施していくほか、輸出用石油製品の国内向けへの振り替えを実施する。

被災による東北地区のタンクローリー不足対策として、西日本から東北地区へタンクローリーを搬送し、東北地区の陸上運送体制を強化する。