宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、東日本大地震について3月15日21時56分頃、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載のLバンド合成開口レーダ「パルサー」で緊急観測を実施し、結果をウェブサイトに掲載した。

地震に伴う地殻変動を検出するため、地震前後に取得したPALSARデータの差分干渉解析を実施した。この結果、ほぼ全体に多くの干渉縞が確認でき、広範囲で地殻変動があったことが分かる。

また、震央に近い海岸部では干渉縞が混んでおり、大きな地殻変動があったことを示している。この干渉画像から、宮城県北部沿岸(石巻市周辺)で少なくとも3m以上の、衛星から遠ざかる地殻変動があったことが分かる。

JAXAでは今後も、だいちによる観測を継続していく予定。今後の更新画像は、地球観測研究センターに順次アップしていく予定。