東京電力は、東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)により停止中の福島第一原子力発電所の3号機が、13日早朝に冷却不能になったと発表した。

東京電力によると、3号機の高圧注水系が自動停止し、原子炉隔離時冷却系の再起動を試みたものの、起動ができず、非常用炉心冷却装置についても注水流量が確認できなくなった。

このため、午前5時10分に、原子力災害対策特別措置法第15条第1項の規定に基づく特定事象(非常用炉心冷却装置注入不能)が発生したと判断した。

安全の確保を目的に、原子炉格納容器内の圧力を降下させる(放射性物質を含む空気の一部を外部へ放出する)ためベント弁を操作、8時41分に措置が完了、9時20分にベントが成功した。

その後、9時25分に、中性子を吸収するホウ酸を含んだ水を、消火ポンプにより原子炉に注入した。

3号機はプルサーマル。