石油元売り各社は石油製品については避難所に優先して供給することを決めた。被災者にとってガソリンや軽油、灯油はライフラインとなっているためだ。

一方で石油元売りでは、JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所、コスモ石油の千葉製油所が火災で、操業を停止しており、高速道路の通行止めなどもあって物流網が混乱、ガソリンの出荷が滞っている。

関東地方の一部のサービスステーションでは、石油製品の供給を受けられずに在庫が底を付いて休業したケースも出ている。また、東北地方、関東地方で余震が続く中、不安感から自動車の燃料を満タンにしておく消費者も多く、首都圏のサービスステーションには燃料を入れるための渋滞が発生している場所もある。

今後、関東地方でガソリン不足が深刻化する可能性もある。