国内の自動車関連工場では、3月13日以降、生産停止が相次ぐ見通し。3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で福島第一・第二原子力発電所が被害を受けて、電力供給量の不足が懸念されているためだ。

関東地方、東北地方を除く全国の工場では、地震発生後、操業停止が相次いだが、その後操業を再開している。しかし、関東地方の電力不足が懸念される中、東京電力は家庭に加え、電力使用量の多い企業に対して節電を呼び掛けている。

このため、自動車メーカーに加え、自動車部品メーカーも週明けから操業停止を継続する可能性が高い。東北地方にある自動車関連企業の生産再開はほぼ絶望的だが、部品不足から東北地方や関東地方以外の自動車生産にも支障がおよぶのは必至だ。

トヨタ自動車は、3月12日に予定していた休日出勤による生産を中止したが、14日以降も全工場での生産中止を決定。日産自動車は、12、13日に予定していた操業を見合わせたが、14日以降については部品メーカーの状況を確認した上で判断する予定だが、生産再開は困難な情勢。