3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)の影響で、新車や部品の輸送が一部で滞っていることが明らかになった。

ダイハツ工業は、関東地方向けの新車の輸送は川崎港に船便で輸送しているが、津波注意報が出ていることもあって3月12日は輸送できない状態。新車を船便で輸送している自動車メーカーは、新車の輸送を中止している。週明けに再開されるかも現段階では見通せない。

3月は新車の最大の需要期にあたるが、需要低迷が続く市場にさらに冷や水を浴びせることになりそうだ。

また、トラック便でも自動車メーカーからの部品の輸送も取り止めたり、大幅な遅延となっている。関東地方の日産部品販売会社には、12日の部品の定期便配送が遅れている。このため、ディーラーや整備事業者では、車検の作業に大幅な遅れが生じる見込み。

国土交通省は近く、被災地住民を対象に車検切れとなった場合でも車検証の有効期間の延長や、被災した整備工場に対する検査実施場所の変更手続きの緩和などを実施する見通し。