列車運行情報サービス。乗務員と連絡が取れない列車についての情報はない。こういう状況で「この情報を無断転載、複写または電磁媒体等に加工することを禁じます」と告知する理由を知りたい

停電や脱線などで駅にたどり着けず、状況がわからなくなっている列車がある。国土交通省鉄道局が12日朝になっても不明だとしているのは、4列車ある。

ひとつは、宮城県仙台市青葉区のあおば通駅から同石巻市の石巻駅を結ぶ「仙石線」。4両編成の列車は宮城県東松島市の野蒜(のびる)から東名(とうな)駅の間で止まっている。

宮城県警のヘリコプターによる確認で「列車が山側に流されて、線路と離れてL字型に折れ曲がって脱線している」と、報告されている。地震の震動か津波によるものと考えられているが、上空からの目視で、現地にはたどり着けない状況。

「付近の民家の屋根の上に5人くらいの人がいる」ことを同県警は確認しているが、その人たちが乗客であるかどうかは、乗務員しか把握していないため詳細は不明だ。無線や携帯電話が通じない。

岩手県一関市の一ノ関駅から宮城県気仙沼市から岩手県大船渡市の盛(さかり)駅を結ぶ「大船渡線」では、2本の列車と連絡がとれない。1本は盛駅付近に、もう1本は盛駅の隣にある大船渡駅と、さらに隣の下船渡駅の間に停車している。2駅も大船渡市内にある。

大船渡駅と下船渡駅間にある列車は2両編成。運転士と見習い運転士の2人が乗車していた。11日午後3時頃、高台に避難するという連絡後、不通になっている。乗客がいるかどうかは不明。

「気仙沼線」は宮城県石巻市の前谷地駅から気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ。4本目は気仙沼市にある松岩駅から最知(さいち)駅間にあるとされるが、いずれも連絡がとれず詳細は不明だ。