ラクティス

トヨタ自動車の豊田章男社長は9日のグローバルビジョン発表の記者会見で、2015年の世界販売(トヨタ単体ベース)について「900万台くらいと考えている」と述べた。

ダイハツ工業と日野自動車を含む連結ベースでは1000万台規模となる。ただ、豊田社長は「私自身、そうした数字を目標にはしない。900万人のお客様に支持された結果としてもたらされる数字ならうれしい」と述べた。

今世紀初頭以降の急速な成長が赤字転落や品質問題にもつながったとの反省から、数値ありきの事業計画には距離を置く姿勢を示したものだ。

一方、中期的には新興諸国を攻めるべき市場と位置づけ、10年時点で日米欧が6割、新興諸国が4割となっている世界販売の比率を、15年には50対50とし「地域バランスの取れた事業構造にしたい」と表明した。

ヴィッツ