フェラーリ458イタリア

新型車の『FF』に注目が集まったフェラーリブース。実はもう1台、ワールドプレミアを飾ったモデルがある。『458イタリア』の「HELE」だ。

HELEとは、「ハイ・エモーション・ロー・エミッション」の略。フェラーリは環境性能の向上を目標に掲げており、その一環として昨年秋のパリモーターショーで、『カリフォルニア』にHELEを初設定した。今回のジュネーブでは、その第2弾として458イタリアが選ばれたのだ。

フェラーリは、458イタリアのHELEシステムの詳細を公表していない。カリフォルニアのHELEの場合、アイドリングストップ機能を採用。信号待ちなどで停車するとエンジンは自動的に止まり、発進時にはわずか230ミリセコンドという短時間で、エンジンが再始動する。

さらに、エンジンファン、燃料ポンプ、エアコンコンプレッサーなどをオンデマンド制御化。シフトチェンジのパターンも、ドライブスタイルに合わせて最適化した。冷却系の2kgに渡る軽量化、高速走行時の5%のドラッグ低減などの改良も施された。

458イタリアのHELEも、カリフォルニアと同内容となるもよう。フェラーリによると、458イタリアはHELE導入により、CO2排出量を15%削減して275g/kmを実現。同社は、「クラスで最も環境性能の高いスポーツカー」と自信をのぞかせている。