カローラ

民間調査会社のオートデータ社は1日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は99万3387台。前年同月比は27.3%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが20万7028台をセールス。前年同月比は46.4%増と6か月連続で増加した。シボレーブランドの大型ピックアップトラック、『シルバラード』が60.1%増の3万1728台、中型セダンの『マリブ』 が26%増の1万9092台と好調だった。

フォードモーターはトヨタを上回り、7か月連続の2位。その販売台数は15万6232台で、前年同月比は13.7%増と、6か月連続のプラスとなった。ベストセラートラックの『Fシリーズ』が14.1%増の3万7549台だったほか、主力セダンの『フュージョン』も40.4%増の2万3111台を売り上げる。

クライスラーは日産を抜いて5位へ浮上。9万5102台を販売し、前年同月比は12.6%増と、11か月連続のプラスだ。大型ピックアップトラックの『ラム』が82%増の1万8644台を販売。新型ジープ『グランドチェロキー』も、31%増の8667台と引き続き人気だ。

日本メーカーのビッグ3では、3位のトヨタが14万1846台を販売。前年同月比は41.8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。ベストセラーセダンの『カムリ』が64.4%増の2万7212台、『カローラ』が52.2%増の2万5860台と、主力セダンが好調だった。

4位のホンダは、9万8059台を販売。前年同月比は21.6%増と6か月連続のプラスだ。主力の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が2%増の2万2916台、『シビック』が16.1%増の1万9121台と2か月ぶりに回復。『CR‐V』は61.4%増の1万9096台と大きく伸びた。

6位の日産は9万2370台を販売。前年同月比は31.6%増と、6か月連続で増加した。主力の『アルティマ』は28.5%増の2万0808台と2か月ぶりに増加。『セントラ』が62.2%増の1万2599台、小型SUVの『ローグ』が86%増の1万1427台と売れている。

韓国メーカー2社では、7位のヒュンダイが前年同月比28%増の4万3533台と、6か月連続のプラス。主力の『ソナタ』が、109.5%増の1万5723台だった。フォルクスワーゲングループを抜いて2か月連続8位のキアは、36.4%増の3万2806台と6か月連続のプラスとなった。

9位のフォルクスワーゲングループ(アウディなどを含む)は、前年同月比20%増の2万9332台と6か月連続のプラス。VWブランドは18.5%増の2万1461台、アウディブランドは24.7%増の7753台を売り上げた。VWではセダンが新型に切り替わった『ジェッタ』シリーズが60.8%増の1万2591台、アウディでは『Q5』が45.2%増の1539台と好調だ。

10位のスバルは、前年同月比19.8%増の2万1683台をセールスし、6か月連続の前年実績超え。『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が28.5%増の7951台と、牽引役を果たす。

11位はBMWで、前年同月比10.9%増の1万9952台と、6か月連続で増加。その内訳は、BMWブランドが8.7%増の1万6416台、MINIブランドが22%増の3503台だ。BMWブランドでは、『5シリーズ』が85.6%増の4212台と伸びている。

12位のマツダは、前年同月比13.7%増の1万9387台と、2か月ぶりのプラスに転じた。主力の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、改良モデル発売を控えて1.7%減の8077台と落ち込んだが、『CX-7』と『CX-9』のSUV2車が好調だった。

ダイムラー(メルセデスベンツとスマート)は、13位。その販売台数は1万6663台で、前年同月比は5.3%増と7か月連続のプラスとなった。メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』や『Cクラス』が好調で、5.1%増の1万6176台を売り上げている。

以下、三菱が前年同月比71.5%増の6893台、ボルボが3.3%増の4795台、ジャガー&ランドローバーが16.3%増の3247台、スズキが19.5%増の1643台、ポルシェが31.9%増の2019台、サーブが462.9%増の546台という結果。

2月の米国新車販売では、トヨタの前年同月比41.8%増という回復ぶりが目立った。これは、米国運輸省がトヨタ車の意図しない急加速の調査で、「電子制御装置に欠陥なし」と結論づけたのが大きいといえる。

シルバラード Fシリーズ ダッジラム CR-V ローグ アウトバック ソナタ