古河スカイ EV

東京ビッグサイトで開催された「二次電池展」(2〜4日)に変わった電気自動車(EV)が展示された。古河スカイが製作した『エバワン』がそれで、ボディはなく、走るために必要最小限の部品を集めたようなEVだ。

「公道で走ることはできませんが、フル充電で約35km、60km/hで走ることができます。現在、会社の敷地内で走行テストをしているところなんです。今回の展示会に初めて出展しました」と同社関係者は説明する。

同社は自動車用部品などアルミ製品を製造している会社で、技術力をPRするためにエバワンを製作したそうだ。文字通り、同社の技術の粋を集めたEVだ。製作期間は10か月だが、その間、さまざまな苦労があったという。

「特に成型は試行錯誤を繰り返しました。アルミは鉄に比べて成型しづらく、プレスをすると割れてしまうんです」と同社関係者。具体的な手法については明らかにしなかったが、これまで培ってきた技術を応用して完成させたそうだ。

完成したEVの重量は230kgで、鉄ものもより80kgも軽い。現在、自動車メーカーは車両の軽量化に鎬を削っており、同社はこのEVを見本にアルミ製品を売り込んでいこうと考えている。

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