イメージ

2日午前11時30分ごろ、静岡県浜松市内で刃物を持った男に路線バスが乗っ取られる事件が起きた。バスは逃げ遅れた客1人と運転手を乗せた状態で約10km走行したが、最終的に抑止。男は逮捕監禁や銃刀法違反の現行犯で逮捕されている。

静岡県警・浜松中央署によると、乗っ取られたのは遠州鉄道バスが運行する路線バス(浜松駅発/気賀行き)で、浜松市中区砂山町付近にあるJR浜松駅北口バスターミナルを出発する直前に刃物を持った若い男が乗車。乗っていた乗客に対して「バスから降りろ」と指示。49歳の男性運転手に対しては「どこでもいいから行け」と命令した。

バスは逃げ遅れた客1人と男を乗せて発進。通報を受けた警察は航空隊のヘリコプターも投入してバスを捜索。約10分後に該当車両を発見し、地上のパトカーや白バイを誘導した。

その後、逃げ遅れた客は降車。バスは約30分ほど走り続けたが、浜松市西区大山町付近で前に出た白バイが強制抑止。男は突入した警官に取り押さえられ、逮捕監禁などの容疑で現行犯逮捕された。運転手にケガはなかった。

逮捕されたのは磐田市内に在住する29歳の男。調べに対しては「悪いことをして刑務所に入りたかった」などと供述しているようだ。事件当日の朝、同居している兄とケンカをして家を追い出されていたという。