充電中のリーフ(参考画像)

NTTグループ7社は28日、電気自動車(EV)を使用するカーシェアリングシステムを開発し、事業性検証に向けた実証実験「NTTグループ会社間EVカーシェアリング実証実験」を開始すると発表した。

実証実験に参加するのは、日本カーソリューションズ、NTTデータ、NTTデータカスタマサービス、NTTドコモ、NTTファシリティーズ、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ、日本電信電話、の7社で、今後成長が期待されるEV関連市場への参入を目指し、ノウハウの確立や事業性の検証を目的としている。

実証実験では、2011年3月から2013年3月までの2年間、NTT東日本さいたま新常盤ビルに、日産『リーフ』2台、三菱『i-MiEV』1台、NTTデータ博多駅前ビルにリーフ2台、三菱i-MiEV1台を配置、各種サービスを検証する。

充電設備の認証に非接触型ICカードリーダを使用し、利用者認証機能や決済機能を確認するほか、カーシェアリングサービス提供事業者がEVの運行状況を把握し、EVの使用電力の最適化を図るための充電管理サービスの実現に取り組む。

このほか、サポート体制の整備や、GPS機能を備えたドライブレコーダーを使用した位置情報の把握技術を確認する。

NTTグループでは、実証実験の検証結果をもとに、EVカーシェアリングと充電インフラネットワークのパッケージング化などを図ることにより、法人顧客へのEV、および充電設備の導入サポート、運用支援、メンテナンスまでのワンストップサービスの実現を目指す。

実証実験にて提供するサービス内容に限らず、顧客の要望に応じてEV、および充電器のリースにも対応していくとしている。

実証実験の今後の展開については、各自治体との連携、具体的にはさいたま市が中心となって進める「E-KIZUNA Project」、ならびに福岡市とも連携を検討しつつ、低炭素社会の実現に向けてEV、および充電インフラの普及促進に貢献できるよう努めていく。