22日午後2時15分ごろ、岡山県岡山市北区内の国道180号で、警官が交通違反車両の運転者に職務質問しようとしたところ、このクルマにはねられる事件が起きた。クルマは逃走したが、警察は後に28歳の女を公務執行妨害容疑で逮捕している。

岡山県警・岡山南署によると、同署員が岡山市南区新保付近の国道2号をパトロールしていた同署員が一時停止を無視した乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーは追跡を開始。逃走していたクルマは岡山市北区平田付近の国道180号で渋滞に進路を阻まれて停止。この際に45歳の巡査部長が職務質問しようと接近したが、クルマは急発進。車体と接触した巡査部長は打撲などの軽傷を負った。

クルマはその後も逃走。警察は周辺への一斉手配を行い、パトカー約20台で容疑車両を追跡。県警航空隊のヘリコプターも投入し、空から容疑車両の行方を追った。

約30分後、クルマは倉敷市平田付近の市道を走行中に路外へ逸脱して電柱に衝突。ヘリコプターから誘導を受けたパトカーの乗員が運転していた同市内に在住する28歳の女を確保。警官にクルマを接触させた事実を認めたことから、23日未明に公務執行妨害容疑で逮捕している。

事件が起きた際、クルマには女のほかに子供4人が乗車していた。女は免許を持っておらず、警察では無免許運転の発覚を恐れて逃走したものみている。