IS とまるも亜希子

2月から3月にかけての決算期は最も車が売れる時期。エコカー補助金が終わり、新車購入のメリットが薄まったため、販売店においても特に今年は中古車のマーケットが活況だという。

同じ予算でもワンランク上の車選びができるのが中古車の魅力。今回、プレミアムブランドの認定中古車にモータージャーナリストのまるも亜希子が試乗し、多くのユーザーが不安を持つであろう品質と程度を検証した。

思わずうっとりするほどの艶やかな輝きをまとって、レクサス『IS』の試乗車が玄関先に用意されていた。ドアを開け、その重厚感や手触りなどを指先から感じ取りつつ、シートへと身体を沈める。しっとりとしたステアリングの感触、陽射しをやわらかに受け止めているインパネ。本革シートにはハリがあり、どこからも、数年の過去はほとんど感じられないことに驚いた。

「ISの認定中古車は、まず豊富な在庫数が大きな強みとなっています。ですからボディカラーやインテリアも含めて、お客様のお好みに合ったものを見つけていただける可能性が高いです。また、価格帯は幅広いのですが、リーズナブルなものだけではなく、品質の良いものが多く揃っているというのも、魅力のひとつではないかと思います」と、レクサス都筑見花山店のゼネラルマネージャー・皆川さんの言葉が印象的だ。

さっそくイグニッションを捻り、エンジンをスタートさせてみる。とても静かで、落ち着きのあるアイドリングはまさに、レクサスを持つ者だけが知る至福の時へのプロローグ、といった雰囲気。そして右足を踏み込むと、しっとりとした中にも軽快感のある滑り出しだ。レクサス車の中でもコンパクトサイズのISは、こうした街中での運転にストレスがなく、親しみやすいモデル。でも、幹線道路くらいの速度でもキビキビとしているし、加速フィールにはまだまだ余力が感じられる。男性やファミリーはもちろん、女性のファーストカーとしてもオススメだ。

「デビューからの5年間、エンジンは変わっておりませんので、スペックに関しては250も350も当初と同じです。ただ、2年前の改良時にステアリングの味付けを変えております。以前は重厚感が強めに出ておりましたが、改良後は軽快感が強まり、とくに車庫入れの時にラクになったとおっしゃるお客様もいらっしゃいます」。

そうした違いを、皆川さんは細かく丁寧に教えてくれる。

「レクサスは他のメーカーと比べても、オーナー様からの要望をつぶさに取り入れているメーカーではないかと思います。例えば初期モデルでは、トランクと給油口のオーブンボタンが縦に並んでいたのですが、使いやすさを考えて横並びに変更し、さらにライトもつくようになりました。レクサスは毎年、こうした細かな改良が加えられているんです。また現在はTVに地デジが標準ですが、初期モデルはアナログですので、地デジチューナーが必要になることもご説明しております」。

外観での大きな違いは、ドアミラーウインカーが装備されたこと。そうした様々な装備の違いがある中で、とくに人気のモデルとはどんなものだろうか。

「新車販売の時点で、大半が本革シートなどが付いた豪華仕様のバージョンLと、スポーティー仕様のバージョンSとなっており、標準仕様はごく少数です。認定中古車ではバージョンLが人気で、とくにボディカラーが白、黒、そしてサンルーフ付きのモデルはご希望が多いですね」

ということは、とくにこだわりがなければ、これ以外のモデルを探せば、掘り出し物が見つかるのかもしれない。ただボディカラーに関しては、限定色だったカトレアマイカやISのテーマカラーとして使われていたレッドなどは、指名が多いとのこと。レクサスの塗装技術は新車時から定評があるが、こうして並んでいる認定中古車のどれもが、さすがの美しさである。そして最後に皆川さんに伺ったのは、気になる保証などのアフターケア面。

「レクサスの認定中古車を選んでいただく価値として、私どもはお客様に、新車の購入時となんら変わりなく、同等のサービスをご提供いたします。保証は新車時の5年10万キロの有効期間と合わせて、必要に応じて無料で2年、有料で1年の延長保証をご用意しています」。

クルマそのものの品質はもちろんのこと、やはりプレミアムブランドは、こうしたサービスの質にも価値がある、ということが言えそうだ。

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