新型グランドチェロキーと、クライスラー日本の七五三木敏幸社長

クライスラー日本は23日、ジープブランドのフラッグシップモデル『グランドチェロキー』の新型を発表した。従来モデルから装備、品質を大幅に向上し、398万円からと戦略的な価格に設定、国産車をライバルに想定し販売拡大をめざす。

新型グランドチェロキーは、新開発のエアサスペンションシステム「クォドラリフト」を採用し、ジープ伝統のオフロードでの走行性能だけでなく、プレミアムSUVならではのオンロード性能も両立した。また走行条件に最適な駆動方式を選択できる「セレクテレイン・トラクションコントロールシステム」や、新型の独立懸架式サスペンションを採用しハンドリング性能も向上させている。

パワートレインは、新開発の3.6リットルV6エンジンを搭載。従来モデルからダウンサイズしながらも最高出力は286ps、最大トルクは35.4kgmを実現した。また燃料をレギュラーガソリン対応としたことで経済性を高めている。JC08モード燃費はベースグレードの「ラレード」で7.8km/リットルだ。

ボディサイズを全長30mm、全幅55mm、ホイールベースを135mmそれぞれ拡大し、安定感あるデザインとするとともに居住性を向上。インテリアは、「ソフトタッチ」をキーワードにデザイン、質感を高めた。荷室を最大782リットルまで拡大できるほか、着脱式のフラッシュライトや収納スペース、スペアタイヤ収納部にトレーを設けるなどSUVとしての使い勝手も追求した。

クライスラー日本は2010年、エコカー補助金が適用となった『パトリオット』の効果もあり、販売台数を2009年比で13.1%伸ばし、国内市場での米国車販売で5年連続トップを独走している。

七五三木敏幸社長は、「新型グランドチェロキーは(購入者の)数が多いマーケットに投入できる価格に設定しました。主力であるパトリオット、『ラングラー』と同じように、より多くのお客様に乗って頂きたい。2010年は我々が想定した通りの成果を出せたと考えていますが、2011年はさらに拡大の年にしていきたい」と抱負を述べた。

新型グランドチェロキーは3月12日より販売開始。価格は「ラレード」が398万円、レザーシートやナビを標準装備とした「リミテッド」が498万円。

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