クルマとの接触を装い、運転者から治療費名目の現金を騙し取ろうとしたとして、福岡県警は17日、恐喝未遂事件を起こして逮捕されている62歳の男を同容疑で再逮捕した。同様の事件を100件程度起こしているとみられ、余罪についても調べている。

福岡県警・筑紫野署によると、再逮捕された男は2010年12月8日夜、福岡県春日市須玖南4丁目付近の市道を走行していた軽乗用車へ故意に接触。運転していた25歳の女性に対し、慰謝料や治療費の名目で現金2万円を要求した疑いがもたれている。

女性がその場で警察に通報したことから男は逃走。車両に接触痕は無く、駆けつけた警察官は「当たり屋事件」と判断。その行方を追っていた。

男は今年1月に同様の当たり屋事件を起こした際に現行犯で逮捕。余罪を追及していたところ、本件への関与が明らかになったため、再逮捕している。

調べに対して男は「遊興費を稼ぐため、100件ぐらいやった」などと供述。この中には実際に現金を騙し取ったものも含まれているとみられ、警察では福岡周辺で起きた同様事件について調べを進めている。