今月11日に岐阜県各務原市内の名鉄線踏切で発生した軽傷ひき逃げ事件について、岐阜県警は15日、同市内に在住し、ベトナム国籍を持つ21歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕した。

岐阜県警・各務原署によると、問題の事故は2011年2月11日夕方に発生している。各務原市鵜沼各務原町付近にある名古屋鉄道(名鉄)各務原線の踏切で、踏切内を進行していたワゴン車が踏切内で急ハンドルを切って右折。対向してきた軽トラックの右側面部に衝突し、さらにその後ろを歩いていた17歳の女性にも接触した。

この事故で女性が転倒し、骨折や打撲などの重傷。軽トラックを運転していた57歳の男性にケガはなかった。ワゴン車は軌道(線路)内を約20m進んだところで立ち往生。乗っていた2人の男は現場に車両を放置し、そのまま逃走している。

警察では道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逃げた男たちの行方を捜していたが、14日夜になって21歳の男が勤務先の上司に連れられて出頭。事故への関与を大筋で認めたことから、15日にひき逃げ容疑で逮捕した。

男は無免許だったことから、この発覚を恐れて逃走したとみられている。事故当時はベトナム国籍を持つ別の男性も乗車しており、警察ではこの男性からも事情を聞く方針だ。